Blackhole Coffee Roaster では、コーヒー豆「オーガニック ディカフェコーヒー メキシコ」と、その豆を利用した「ディカフェ コールドブリュー(水出し)コーヒー メキシコ 5パック」の発売を開始しました。
目指したのはディカフェ・スペシャルティコーヒー
カフェイン除去の処理がされている「ディカフェコーヒー」は、大手コーヒーチェーンが商品化して大々的に売り出すなど、世の中の注目が集まっています。妊娠中の方や授乳中の方でも安心してコーヒーが飲めたり、就寝前にもカフェインを気にせず楽しめたり、暑い時期には水分補給としてもコーヒーを利用できたり(カフェインが入っていると、カフェインには利尿作用があるため、水分補給には望ましくない)と、ディカフェコーヒーには、色々と良いことが多いのですが、一方で、通常のコーヒーと比べて味が劣ると言われてきました。
ディカフェは不味い???
「ディカフェコーヒー」は、焙煎前のコーヒーの生豆に対して、特別なディカフェ処理を施します。その処理の仕方によっては、「プロセス臭」と呼ばれるクセのある風味が乗ることがあります。
ディカフェ処理後の焙煎工程では、いかにそのプロセス臭を残さず、豆の風味を引き出すかが大事なのですが、浅煎り~中煎りで焙煎するとプロセス臭が残るコーヒーになり、深煎りで焙煎すると、プロセス臭と一緒に風味も抜けた、スカスカのコーヒーになります。
ディカフェコーヒーの中に、明らかに通常のコーヒーより味が劣るものがあるのは、これらが理由です。
スペシャルティコーヒーと呼べるディカフェコーヒーが誕生
Blachole Coffee Roasterでは、スペシャルティコーヒーと呼べるディカフェコーヒーを開発するために、何度も試行錯誤を重ね、コーヒー豆本来の風味を引き出しながら、ディカフェ処理のプロセス臭を残さない焙煎方法にたどり着きました。
今回新たに発売した「オーガニック ディカフェコーヒー メキシコ」は、ダークチョコの苦味、焦がし砂糖の甘み、メキシコらしい爽やかな酸味を持ち、長く余韻を楽しめるコーヒーです。「ディカフェは不味い」という常識を打ち破る、新しいディカフェ・スペシャルティコーヒーの誕生です。
安心・安全も考慮
今回、Blackhole Coffee Roasterでは、「味」の面だけではなく、「安心・安全」という面も考慮しました。
カフェイン99.9%除去。化学的溶媒を用いない「マウンテンウォーター製法」
今回使用している生豆は、Descamex社が行うマウンテンウォーター・デカフェ製法で処理されています。多くの有機認証を取得している、化学的な溶媒を一切使用せずに安全にカフェイン除去をおこなうシステムです。Descamex社の工場は、世界でも数少ない有機デカフェ工場です。
メキシコ産の有機JASコーヒー豆を使用
メキシコ・チアパス州のエル・トリウンフォ環境保全団体に加盟する農園が生産した有機JASコーヒーをデカフェに仕上げています。
栽培からディカフェ処理まで、一貫して安心・安全にこだわっています。
暑い日にゴクゴクと飲み干したいディカフェ・コールドブリュー(水出し)コーヒー
暑い日にキンキンに冷えたアイスコーヒーは最高ですが、コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、あまり多く飲みすぎてしまうと、水分不足を引き起こす可能性があります。しかし、ディカフェのアイスコーヒーであれば、その心配もありません。
ご家庭で手軽に本格的なコールドブリュー(水出し)コーヒーができるシリーズに、ディカフェコーヒーを追加しました。ホットで淹れるよりも苦味が抑えられ、マイルドな風味になります。
また、ミルクとの相性が抜群で、チョコや焦がし砂糖の風味が、ミルクの甘さを引き立たせます。たっぷりのミルクを加え、蜂蜜や砂糖で少し甘みを足せば、お子様も大好きなコーヒー牛乳が出来上がります。ワンランク上の、スペシャルティコーヒー牛乳をお試しください。